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ウェブサイト探検-MUFJ

[技術メモ] 2008年5月20日(火曜日) 1:00

月並みに言いますと、ウェブサイトにはその組織のあり方が鮮明に映し出されています。HTMLコーダ的に、リテール商品を取り扱う大企業をいろいろ観察し、そのエッセンスをまとめてみようと思いました。
…しかし、最初の一つの「三菱東京UFJ」が予想以上に興味深かったので、単体エントリに。

胃が痛くなりそうだが…案外

現場はものすごく頑張っていると思います(ノД`)
三菱東京UFJのサイトは見れば見るほど、胃に来ます。統合の関係でカオスの道を進んでしまった基幹システム部の悲劇は隠しようもなくはっきりと見え、無関係な私でさえ胃が…。
とは言え、純粋にウェブサイトとしてみると、なかなかエレガントではありませんか。情報構造はスルーしますが、ドメインも含めてグループ間でもなかなか統一されています。

リニューアル中?

グループレベルでのデザイン統一は、なかなか骨の折れる仕事です。まず「ちゃんとした仕事」のできる組織でなくてはなりません。さらっと眺めてみると…三菱UFJ信託銀行だけ、ちょっとデザインが違いますね。
巨大サイトですと、少なからず万年リニューアルの様相もあるのですが、これには「大きな節目」のようなものを感じます(←結論としては誤解)。
近頃の流れも踏まえると、

  • より幅広に
  • センター寄せ

な信託銀行の方が新しいのでしょうか。なぜか、納得行きません。しっくり来ません。鈍い私の感覚でも、信託銀行以外の方がビジュアル感覚は優れているような(ノ∀`)
ソースをみてみます。おおーグループのほとんどのページはテーブルレイアウトなんですね。信託銀行だけXHTML定義。最近の流れではCSS化もリニューアルの動機になるようです。よくよく見れば、共通部はCSS化されていたり、トップ以外では印刷スタイルでナビ等を非表示にしてあったりも。なかなか経緯を感じさせる具合です。

三菱UFJ信託銀行

DTDがXHTMLな事も有り、tableも散見されるものの、まぁ一応CSS的か。そして…これは、硬派(ノД`)1行目に<?xml version=”1.0″ encoding=”shift_jis”?>が記述されています。
書いても書かなくても良いこの1行目。XML(HTMLではなく)としては書くのが理想的な表記なんだそうです。ただ、コーディング的にはIE6と非常に相性が悪く、なかなか厄介な存在。この1行を書くだけで、IE6への対応が大きく変わってしまう、難儀な呪文です。テーブルの多用はその辺にも理由があるのかもしれません。

成り立ちを調べてみる

そういえばそうそうそうそうでしたね。信託銀行は「引っ張りダコ」だったんでしたっけ。ひょっとすると、その辺の影響が表れているのかもしれません。
スタートは、2005年の10月。確かに、CSSとtableの混ざり具合は2005年的かもしれません(ノ∀`) Internet Archive的にも、近年こうなった訳ではなく、2005年の発足当初から今のデザインだったようです。つまり、リニューアル中でもなんでもなく、最初からそうだったんですね。

得られたエッセンス

銀行系サイトですと、どこも結構イライラするんです。私は。得たい情報になかなかたどり着けなかったりで。手っ取り早く電話で聞いちゃったりさえします。なので、醍醐味の詰まっているであろう情報構造に関してはあえてスルー\(^o^)/銀行系の経験もありませんし、情報構造に踏み込むのはちょっと失礼な気もしました。
…まぁ、そもそも失礼なエントリなんですがね(笑)

避けては通れないカオスが存在する

ネットバンキングが2系統ある。このカオスだけで逝けます。要望や命令も2系統なんでしょうか(ノД`)それを吸収し翻訳する機能を持つ部署なり担当者がいらっしゃるのでしょうが、その方が神なんですかね。

レギュレーションこそ古いが頑張っている

究極クラスの超カオスの中、スタートアップはすばらしい仕事をしたと言えるでしょう。
そして、おそらくそのカオスへの対処は今日でもなお、大変な作業。費用も非常にかかっているでしょうし、レギュレーションの大幅改訂にも迫られているかもしれません。他人事ながら、頭が下がる思いです。

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