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DHTML再び

[仕事] 2008年4月13日(日曜日) 11:15

技術は突然死する

新技術(手法)というのはある程度枯れる(安定する)まで、常に無駄になる可能性を秘めています。
浸透したと思っていても、突然死するケースさえ。

突然死の事例

例えば、javaアプレット
今でも生き残っている技術ですが、一時は今で言うflashのような、リッチ化の王道的地位にありました。
「やっぱりアプレットくらい作れないと」と思われたそんな時代。
1996年頃だったでしょうか。netscape4事件はおきました。

netscape3がIE以上の定番ブラウザだった当事、鳴り物入りで登場したnetscape4では、アプレットを含むページの起動が異常に遅くなっていたのです。ページは開かず、また開いても安定せず。
時代は、netscapeではなく、アプレットを嫌いました。地雷と化したアプレットは、官公庁系ウェブサイトの製作指針でも「使わないように」と明記されたほど。
(その他、MS、sun間での裁判戦争の影響もあったでしょうか)

烙印のDHTML

突然死ではありませんが、本流になり損ねたものとして、
世紀末(笑)に流行した「ダイナミックHTML」や「DHTML」と言われていた技術があります。
ブラウザ上で動作する「javascript」や「CSS」を鬼利用するものなのですが、
DHTMLは、

  • 重い!
  • 作るの大変!維持も大変!

とされ、消えて行きました。
当時のPCは今よりも遥かに非力でしたし、何より、ブラウザ毎にjavascriptやcssの仕様が異なる為「ブラウザの数だけ場合分けが必要」でした。
1999年末の習作では、windowsIE版だけで力尽きましたorz
(窓やアイコンのドラッグやダブルクリックができます)

Ajaxで復活

烙印を押されたはずのDHTMLの系譜は、昨今「Ajax」と呼ばれる新技術に化けています。
代表格は2004年のgoogle maps
「flashで良いじゃん」と声が大になりそうな無理やり感が大好きです。
Ajaxもまたjavascriptやcssを鬼利用する技術なのですが、
javascript自体の進化
DOMスクリプティング(javascriptをjavascriptで鬼利用する技術)の進化
PCのパワーアップ
を経て復活。

Google Maps の衝撃がひと段落した昨今、Google Maps が目指し切り開いたもの全てを、Ajaxの枠で語ることは正確ではなくなりました。
そのうちの一つ「ソフトウェアのサービス化」としての潮流はぐんぐん伸びていますが、
「リッチコンテンツ化」の方向はひょっとすると、代替技術に敗北し突然死を向かえるかもしれません。

食べ頃の技術は

Ajaxの技術(思想ではなく)自体は、まだまだ存続が怪しい(笑)ものですが、
DOMスクリプティングの定番ライブラリである「jQuery」は、食べ頃かもしれません。
枯れると言うよりは熟れると表現すべきでしょうか。
これを用いる事で、ブラウザ間のjavascriptの仕様の違いを超えられます。

もちろん、ある日突然、メジャーブラウザで動かなくなるかもしれません。
しかしjQueryは1日後には改良版が出ていると思わせるだけの力を持っています。
バイタリティの少ない私は、トライする技術をかなり限定してしまう(ノ∀`) のですが、そろそろjQueryかなと言う気分です。

※時系列や用語に間違いがあるかとも思いますので、それらに気付かれた方は是非ご指摘下さいませ。

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